2.不正投球
つぎの場合、球審は不正投球を宣告し、キッカーにワンボールを与える。
(1)前項に定める正しい投球の規定に反して投球したとき。
(2)投球動作を起こしながら、キッカーに投球しなかったとき。
(3)投球動作中に、ボールを落としたとき。
(4)軸足が前方以外に移動したとき。
(5)ボールを持たないで、投手板上やその近くで投球動作をしたとき。
(6)投球する前腕部や手首・指に、テープ・リストバンド・腕輪または他の物質を使用したとき。
ただし、治療テープや薬は、事前に審判員に審査をうけることにより認められる場合がある。
(7)ほかの野手により不正投球となる場合。
a)野手がキック制限区域内に位置したり、守備位置を変えたりして、キッカーを惑わしたりしたとき。
(故意の場合は退場となる場合がある)
b)捕手が捕手席外にいるときに投球したとき。
c)野手がフェア地域以外に位置しているとき。