第3章プレイヤー(競技者)
1.チーム編成
(1)プレイヤー(競技者)は、投手・捕手・一塁手・二塁手・三塁手・遊撃手・第二遊撃手・左翼手・中堅手・右翼手の10名である。
(2)1チームは競技者10名と控え選手5名以内で他に監督1名・コーチ2名以内で編成する。
(3)蹴順表は試合開始前にチームの代表者が、審判員に提出する。
(4)蹴順表にはチーム名、守備位置(投手・捕手)、氏名、背番号を記入する。
(5)控え選手の氏名、背番号は指定された欄に記入する。
2.プレイヤーの交代
(1)プレイヤーは、いつでも蹴球表に名前が記入された控え選手と交代できる。プレイヤーの交代は、監督が球審に通告しなければならない。
注)投手は最初のキッカーが蹴撃を完了するか、または攻守交代するまで交代できない。
(2)無通告で交代した場合、次の投球動作に入ったときに不正交代となり、相手チームから審判員に申し出があったときにペナルティを適用する。
a)違反者は試合から除外され、不正選手となる。
b)違反者は無通告交代前の選手(正規の選手)と交代する。
(3)競技がいかに進行していても、相手チームが申し出る前に違反していたチームの監督が、審判員に申し出たときはペナルティはなく、その交代は正しいものとする。
(4)守備中に発見されたとき
a)プレイの関与にかかわらず、その試合から除かれる。プレイに関与し次の投球動作に入る前は、攻撃側の監督にプレイの結果を生かすか、蹴り直し(キック完了前のボールカウントを引き継ぐ)をするかの選択権が与えられる。
b)次のキッカーに対して投球動作に入った後はそれまでのプレイは有効である。
(5)攻撃中に発見されたとき
a)キック完了前は、正しい交代者がボールカウントを受け継ぎ交代する。それまでのプレイは有効である。
b)キック完了直後はアウトが宣告され、不正選手(イリーガルプレイヤー)によるプレイすべて無効である。
c)キック完了後、次のキッカーに対して投球動作に入った後はそれまでのプレイは有効である。
d)ランナーとして塁上にいるときは、代走者は出さない。