3.ダブルベース(補助ベース)
ダブルベースは、一塁の守備者とキッカーランナーとの接触などの危険防止のために用いるベースで、ホワイトベース(白色部分)はフェア地域に、オレンジベース(オレンジ部分)はファウル地域に置く。
【図5】 図未掲載
(1)蹴球が白色ベースに触れたときはフェアボール、オレンジベースのみに触れたときはファウルボールである。
(2)キッカーがキッカーランナーとなり、一塁でプレイが行われるときは、オレンジベースに触塁しなければならない。
注)白色ベースでは触塁したと見なさない。
(3)一塁ベースを走り越した後は、キッカーランナーは白色ベースに帰塁しなければならない。
注)走り越したキッカーランナーが一度でもフェア地域に入った場合は進塁の意志の有無を問わず触球されればアウトとなる。
(4)守備側のプレイヤーは、常に白色ベースを使用しなければならない。((5)の場合を除く)
(5)一塁側のファウル地域からプレイが行われる場合は、キッカーランナー・守備者ともに、オレンジベース・白色ベースどちらを使用してもよい。また、守備者がオレンジベースを使用しているときは、キッカーランナーはフェア地域を走ることができる。
注)キッカーランナーは走り越したのちは、直ちにファウル地域に出なければならない。
(6)一塁でプレイが行われないときは、キッカーランナーはどちらのベースを使用してもよい。
(7)いったん白色ベースに帰塁した一塁ランナーがオレンジベースのみに触れているときにタッチされれば触塁していると見なされずアウトである。投球動作に入ったときにオレンジベースのみに触れているときは、ランナーはアウトとなる。(離塁アウト)