8.ランナーがアウトとなる場合
(1)ランナーが自動的にアウトとなる場合。
a)インプレイ中のランナーが、離塁中に野手に正しくタッチされたとき。なお、タッチ後に勝手にボールを落としてもその判定は変わらないが競技はインプレイとして続行される。
注)アウトとなったプレイヤーが落としたタッチボールに触れたときはボールデッドとし、 ランナーはアウトとなった競技者がボールに触れていたときに占めていた塁に戻らなければならない。(後位のランナーのため塁を空けざるを得ないなった場合を除く。)
(ボールデッド)
b)ランナーが進塁・帰塁の別なく野手のタッチを避けようとして走路の両側1m以上離れて走ったとき。
c)フォースプレイで、ランナーが進塁しなければならない塁に触れる前に野手がその塁上でボールを保持したとき。
d)試合中断後プレイが再開されたときにランナーが塁にもどれないとき。
(審判員が十分な時間を与えたのにもかかわらず、あえて帰塁しなかったときに適用する。)
e)後位のランナーが前位のランナーを追い越したとき。
(ランナーの位置がはっきり入れ替わった場合とする。また、逆走塁のときも適用され、いずれも後位のランナーがアウトになる。)
f)ランナーが塁から離れ、進塁を放棄し境界線外に出たとき。
注)審判が認めた場合を除き、ボールデッド中も含む。
※タイムは、ボールデッド (P.54)
g)ランナーが正しく投球されたボールをキッカーがキックする前に占有する塁を離れたとき。
(ボールデッドでそのときの投球は無効投球である。)
※ 離塁アウト
h)投手が投球動作に入ったとき、ランナーが塁に触れていないとき。
※ 離塁アウト
i)走者が離塁中、投手を含む野手に触れる前か、または投手を除く他の野手を通過する前のフェアボールにフェア地域で触れたとき。
j)ランナーがタッチアップするとき、ランニングスタートしたとき。
注)ランニングスタートとは、塁の後方から加速をつけてスタートする方法である。